買っておくべき冬物家電「ホットカーペット」の選び方

寒い冬を温かく乗り越えるための冬物家電として、ホットカーペットがあげられます。
床暖房がない家庭でも、このカーペットを敷くことによって、座っても、寝転んでもぬくぬくと暖かさを感じることができるでしょう。

上手な選び方としては、まず第一に大きさがあげられます。
どちらかというと大きめの方が使いやすいと言えますが、その場合には、部屋の大きさに合わせるとよいでしょう。

広いリビングに敷くのであれば、3畳用ぐらいを選ぶと、テーブルの下に敷いたとしても、ごろりと寝転ぶこともでき、さらにはこの上で子供がおもちゃで遊ぶこともできるでしょう。
もしも一人暮らしなどで小型のホットカーペットを選ぶのであれば、薄くて軽いものを選ぶと良いでしょう。

小型のものは床に敷いて使用したり、椅子の上に敷いて使用することもあります。
そのため利用シーンをいつでも変更できるように、できるだけ薄くて軽いものを選ぶと便利に利用できるでしょう。

次に温度調節機能です。
椅子の上に敷いて使用する場合には、ひざ掛けなどと組み合わせて使用することで、弱い温度設定でも十分に温かさを感じることができます。

これにより電気代の節約にもつながるでしょう。
そして折り畳みができるものです。

夏場にカーペットを使用しなくなると、片づけなければなりません。
生地の中には熱源の電気ケーブルが網目状に張り巡らされています。

折り畳んだ時に断線してしまう可能性もあるので、ケーブルが一定方向に通っているものを選ぶと安心です。
次に部分暖房についてです。

1畳ほどの小さなホットカーペットを購入するのであれば、部分暖房は必要ないかもしれません。
しかしそれ以上になるホットカーペットの場合には、上半分だけ、下半分だけ、全面と使う部分だけ暖めることができれば、消費電力の節約にもなるでしょう。

ものによっては自分が座っている部分だけを温めることができるものもあるので、特に一人暮らしの人はこのようなものを選ぶのも一つの手段といえるでしょう。
次に設定温度についてです。

今度設定はなるべく細かい方が使いやすいでしょう。
強、中、弱というような 3段階の温度設定の場合には、自分がちょうどよいと思う暖かさに設定することができない可能性があります。

強に設定すると熱すぎて、中にすると冷たすぎるというケースも考えられるので、8段階などの細かい温度設定になっているものを選ぶと、自分の適温で使用することができるでしょう。
そして近年のカーペットには様々な機能が備わっているものも多く見られます。

まずは切り忘れ防止タイマー機能です。
カーペットの電源を入れた後に、電源を切ることを忘れてしまうこともあるでしょう。

一番危ないのが旅行などで数日間家を留守にするときです。
切り忘れ防止タイマー機能が付いているものを選ぶことで、安全対策だけではなく、節電にもつながります。

そして電磁波低減タイプです。
電磁波の影響は証明されているわけではありませんが、気にする人もいるでしょう。

電磁波が低減されることは、マイナスポイントではありません。
必ず備えたい機能というわけではありませんが、気になる人はこのような機能が付いている商品を選ぶと安心です。

そして控えめ運転機能です。
大人であっても、ついついうたた寝をして暖かすぎる状態になっていることもあるでしょう。

あらかじめ控えめ運転の機能を、つけておくことで暖め過ぎを予防することができます。
そしてペットや子供がいる家庭では、また選ぶポイントも変わってくるでしょう。

ペットや小さな子供がいると、飲み物をこぼしてしまったり、お漏らしをしてしまったり、フローリングに敷きたいけれども、丸洗いできないからと敷くことをためらってしまうものです。
しかしペットや子供がいる家庭でも、便利に利用できるものは存在します。

まずは掃除が楽になるものを選びましょう。
掃除機をかけて、雑巾がけで消毒をすることもできます。

水分を染み込ませないフローリング調のものを選ぶと、掃除も楽で、清潔も保つことができるでしょう。
床を駆けずり回りハイハイする子供や、おむつがとれていない子供がいる場合には、非常に便利に利用できます。

そして一年中敷いておけるものも便利です。
コードを外せば、夏の暑い時期でも敷くことができるでしょう。

フローリングの傷を防止することもでき、重くて分厚いカーペットをしまっておくスペースもいらないので非常に便利です。
子供がいる家庭で気をつけたいこととして低温やけどが挙げられます。

どんなに寒い日でも、暖かいカーペットの上で眠ってしまった子供に布団をかけると、布団の中はすぐに熱くなってしまいます。
設定温度には十分気をつけて、暖かいカーペットの上では寝かせないように気をつけましょう。

このようにたくさんの選び方が存在しています。
自分のライフスタイルや目的に合わせて、ぴったりのものが選べるとよいでしょう。